今住んでいる家が広いのか、狭いのか。
なんとなく
『片付いていないから、狭いのなぁ』とか
『うちは都心だから、全体的に狭いのかなぁ』など、ぼんやりとしかわからないですよね。
それがこの人数だったら、これぐらいの広さがあれば快適に住めますよ。という水準があるのはご存知ですか。
誘導居住水準
それが5年を1期として、国土交通省が定められている『誘導居住水準』です。
誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準であり、都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準と、都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準からなる。
国土交通省 住生活基本計画より抜粋
簡単に言うと、この人数でしたら、この広さの家に住んでいたら快適ですよ♪という事です。
人数と広さ
では実際はどれくらい?と気になりますよね。
それが下の表です。
※住戸専有面積には、寝室、食事兼台所、便所、浴室、収納スペースなどを含むが、バルコニーは含まない。
いかがでしたか。
お宅のお住まいは、快適な広さがありましたか。
お住まいが都心にあるのか、3~5歳児がいるのかなどにより変わってきます。
また住まいに関する色々な情報が出ていますので、興味がある方は国土交通省のHPをご覧ください。
最低居住水準
逆に健康で文化的な住生活の基礎として不可欠な水準として、『最低居住水準』というものがあります。
それがこちらです。
これ以下の面積に住まわれている方は、健康で文化的な住生活を満たしていないことになります。
キャパシティーを超えない
だいたいの標準的な家の広さがお分かりいただけたと思います。
水準には収納の広さは特に基準はありません。
お住まいにより、収納が広かったり狭かったり変わってきます。
しかしどう見ても、お家の収納の大きさ以上に物の量が多いお宅があります。
すべてを収納するには、やはり適正な量にしなければ収まりません。
お家や収納の大きさに見合ったお荷物の量にし、キャパシティーを超えないようにしましょう!!