床にモノを置く理由

なぜ、床にモノを置いてしまうのでしょうか。

カバンなど、置く場所が決まってなかったり複雑な収納場所だと、床にカバン置きがちです。

またカバン以外では、作り付けの収納や家具の中にモノが収まりきらなくなると、テーブルやカウンター、家具の上に物を置き始めます。

そして作り付けの収納や家具の中の上にモノが置けなくなると、次に床にモノを置き始めるのです。

 

ビフォー

例えば、この写真のお宅は、以前私が片付けに伺ったお宅のキッチンです。

システムキッチンの対面にはカラーボックスが並んでいます。

 

カラーボックスの中にモノが入らなくなると、カラーボックスの上にモノを置き始めました。

しかしカラーボックスの上もいっぱいになると、今度は床に置き始めます。

 

大概、作業スペースや通路には置かないので、もう限界が近い状況です。

ここまで来ると、床の掃除をするのが大変です。

 

掃除がしやすいキッチン

アフター

こちらのお宅は、片付け後のキッチンはこの様になりました。

掃除がしやすいのが、おわかりいただけると思います。

 

このお宅の場合、家事代行サービスに掃除を依頼されていました。

散らかっていながらも、不衛生ではありませんでした。

 

しかし一般のご家庭では、ビフォーの状況で掃除をするのは大変です。

掃除がしにくくなると、だんだん掃除をしなくなる人が多いです。

そうして掃除をしない生活が普通になってしまうのです。

 

掃除が出来ない家

別の片付けに伺ったお宅ですが、どの部屋にも床置きのモノがあり、掃除がしにくい状況でした。

はじめはホコリがたくさんあり、片付けしている最中も、ホコリに住みついたダニが凄かったです。

 

作業に入ったお宅では、虫よけスプレーを毎回していました。

虫よけスプレーがあまい箇所は、すぐにダニにやられてしまいました。

 

その様な状況でしたので、片付け前はゴキブリがよく出ました。

しかし片付けがすすみ、床が見えてくると、掃除がしやすくなり、ご家族の方もまめに掃除をするようになりました。

そうして片付けが終わるころには、あんなに出ていたゴキブリも出なったと喜んでいらっしゃいました。

 

床置きのレベル

床にモノがあると言っても、そのレベルはまちまちです。

 

【床置きのレベル】

レベル1.床置きのモノはあるが、数個なのですぐに片付けられる

レベル2.床にモノがあり、掃除がしにくい

レベル3.床置きのモノを踏まないように、下を向かないと歩けない

レベル4.もう床は見えず、置いたものを踏みながら生活している

 

レベルが上がれば上がるほど、生活が困難で掃除もしにくい又はできない状況になります。

まだレベルが小さければ、片付けるのは難しくありません。

しかしレベルが上がれば上がるほど、片付けるのに労力が掛かり、ご家族だけで片付けるのが難しくなります。

その様な時は、ぜひご相談ください。

 

床にモノが置いていなければ、ルンバが使えます。

床にモノがない、ストレスフリーの片付いた家を目指しましょう!!

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