テレビで片付けの番組を見ることは、ありますか。

芸能人の家を片付ける企画をよく放送しています。

はじめは依頼した芸能人もいるのに、途中からいなくなり、アフターになると帰ってくる。

 

散らかった家が魔法のように片付いたビフォーアフター見たことありませんか。

 

自分のいない間に、片付けてくれるので“魔法のように一瞬で片付いた”ように感じるのではないでしょうか。

また視聴者の方も、プロに頼んだら“自分のいない間に魔法のように片付けてくれるんだ“と思われる方もいるでしょう。

 

判断基準どうしている?

その様な片付け番組を見ていると、“要る・要らない”の判断基準をどうしているのかな?と不思議になります。

一部かもしれませんが、残って片付けている人の判断で勝手に捨てているシーンも見たことがあります。

 

『これ、いらないんじゃね?』

『そうだね』

ゴミ袋へ、ぽーい!! と言った感じです。

 

私たちのグループでは、レシート一枚でも依頼者さんの許可なく勝手に捨てたりしません。

“要る・要らない”を決めるのは、すべて依頼者さんです。

取捨選択

家にあるもの、ひとつひとつ“要る・要らない”を依頼者さんと見ていきます。

同じような物がたくさん出てくると、依頼者さんは

『あぁ、買いすぎてしまいました』

『こんなに持っていても仕方がないですよね』と落ち込み反省されます。

 

時には

『これ探していたんです!!こんなところにあったんですね』

『こんなところに現金があったなんて!!すっかり忘れていました』と喜ばれることもあります。

 

家じゅうの中の物を一点一点見るのですから、それはそれは大変な作業です。

そうやって一点一点見直すからこそ、『もう買いすぎない』と心に誓い、『わからなくならないよう、元に戻そう』と思うのです。

 

これが自分は何の苦労もなく、出掛けている間に魔法のように片付くいてしまったらどうでしょう。

なんの感情も学びも生まれず、また元の散らかった部屋に容易に戻るでしょう。

 

芸能人でも全部見ます

以前、私に芸能人の方からお申し込みが入り、片付けに伺ったことがあります。

(プライバシーのため、お名前は伏せます)

いくら芸能人と言えども、その方が出かけている間に私たちだけで片付けるようなことはしません。

 

もちろん、皆さんと同じように一点一点、“要る・要らない”を見てもらいました。

家の中にあるものを全部見て、最後までやりきったので、素晴らしいアフターになりました。

お見せ出来ないのが残念です。

 

片付けは地道な作業

この様に片付けは地道な作業です。

プロに頼んだからと言って、一瞬で魔法のように片付く事はありません。

 

家の中にあるもの、ひとつひとつと向き合います。

人で片付けているとゴールが果てしなく、たどり着けるか不安になるかもしれません。

しかし、終わらない冬はありません。

いつか春がやって来ます。

今現在、お片付け進行中の方は、頑張って下さい。

 

そして、これから家の中を片付けようと考えているあなた。

どうか、家の中の物、一点一点と向き合ってください。

もし一人でゴールを目指すのが不安でしたら、ぜひご相談ください。

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