あなたの家のお子さんは、『ただいまー!!』と帰ってきたら、どこに向かいますか。

まずは洗面所に向かい、手を洗いますよね♪

その後は、どうですか。

 

Aくんの場合

『ただいまー!!』手を洗って、リビングにやって来ます。

ランドセルを、その辺りにドカッとおろします。

Aくん『今日のおやつ、なーに?』

ママ『今日は、ドーナツよ』

Aくん『わーい!!いただきまーす』

 

よく見掛ける光景ですね。

 

Bくんの場合

『ただいまー!!』手を洗って、リビングにはやって来ません。

そのまま自分のお部屋に向かい、ランドセル置き場においてからリビングにやって来ます。

Aくん『今日のおやつ、なーに?』

ママ『今日は、ドーナツよ』

Aくん『わーい!!いただきまーす』

 

どちらがよいですか

あなたがママだったらしたら、どちらの行動がよいですか。

多くの人が、Bくんの行動がよいのではないでしょうか。

 

では、Bくんはなぜ帰ってきたら、すぐに自分のお部屋に行ってカバンを置いてくるのでしょうか。

それはBくんには、自分のお部屋があるからなのです。

Bくんのこども部屋には、親の物は一切置いてありません

Bくん物しかない子ども部屋です。

 

お片付け現場でも実感

実は今、お片付けに伺っているお宅でも、私も体験させてもらえました。

このお宅は、まだお片付け途中です。

しかし子ども部屋を作ったところから、子ども達の行動がどんどんと変化していったそうです。

 

今までは、子ども達の身支度の物は便が良いリビングに集結していました。

お子さんは就学前で保育園に通っています。

 

朝は忙しくお母さんが声を掛けて、身支度をしてあげていました。

しかし子ども部屋が出来てから、お姉ちゃんは朝の身支度も自分の部屋で自らするようになったそうです。

お姉ちゃんは年長さんです。

朝の身支度以外も、自分の事はどんどん自分でやるそうです。

 

そして弟くんも、保育園から帰ってくると、2階にある子ども部屋に自分のカバンを置きに行くそうです。

弟くんの子ども部屋は、下の男の子との男の子2人部屋です。

先日の片付けの日、夕方お子さんが保育園から帰ってきました。

お父さん『○○くんは、ちゃんと帰ってきたら自分でカバン置きに行くんだよね』

弟くん『うん!!』

私『すごいね♪どうやってるの?教えてくれる?』

弟くん『うん!!』

と言って、わたしと手を繋いで階段をのぼり、自分の部屋のカバン置き場にカバンを置く様子を見せてくれました。

(うちは子どもも成人してしまい、孫もいないので、小さなおててを繋いでもらえて、幸せな時間でした♪)

 

そして、カバンの中の保育園の連絡ノートを見付けると、ちゃんとママに渡してあげていました。

弟くん、実はまだ3歳です。

凄いですよね!!

 

ぜひ、試してみて

このお話は特別で、自分の家は当てはまらないと思っていませんか。

このお宅のご両親も、子ども部屋が出来てからの、子ども達の成長していく姿にとても驚いていました。

 

子どもは順応性が高いです。

環境さえ整えてあげれば、どんどんと順応していきます。

逆もしかりです。

 

ぜひ、子どものお部屋を整えて、自分で身支度の出来る環境にしてあげませんか。

お子さんのお部屋がまだ決まっていない場合は、部屋割りから決めてくださいね♪

 

小さな頃に身に着いた習慣は、大人になっても継続することは容易です。

しかし、子どもの頃やっていなかったことを、大人になってら習慣化するには、大変な努力が必要です。

将来のお子さんの為にも、お子さんが小さいうちに子ども部屋をぜひ、準備してあげてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA