コンセントの数が足りない場合、多くの家庭でタップ式の延長コードを使われていると思います。
タップ式の延長コードとは、延長コードの先に複数のコンセントが付いたものです。
タップ式延長コード
危険なタコ足配線
こちらのタップ式の延長コードに、コンセントがあるからとむやみにタコ足配線をすると火災の危険性があります。
こちらのタップ式の延長コードは、とある所で使われていたものです。
延長コードが差さっているコンセントが焦げているのがわかりますか。
たまたま配線の整理をしている時に見付かったそうです。
焦げ臭かったものの、火は出ていなかったそうなので、火災の寸前でした。
使用状況
こちらの配線は、下記のようになっていました。
コンセント→タップ式延長コード→タップ式延長コード→電気ストーブ3台
電気ストーブは1つ 600ワット~800ワット
最大に使用していた時には、電気ストーブ+代だけで2000ワット使用していたことになります。
結果、火災寸前の状況に至ったのです。
安全な使い方
それではどのように使うのが安全なのでしょうか。
各電力会社や電気保安協会によると、1口のコンセントで使用できる量は、1500ワットまでと記載されています。
いくらタップ式延長コードを使い、口数が増えても元々1口ですので、どんなに使っても1500ワットまでしか使えないのです。
皆さんも、自宅の延長コードに何ワット使っているのか、確認してみてください。
電気製品のワット数は、電気製品の裏または取扱説明書に書いてあります。
今一度、確認してみてください。