『さあ、片付けよう!!』と思ったら、あなたは何から始めますか。

片付け=物を処分する と考えられる方が多いです。

片付けを辞書で引くと、『散乱したものを整える。整理する。』と出てます。

※広辞苑より引用 

 

『散乱したものを整える』

『散乱したものを整理する』

ここで2つのワードが出てきました。

それぞれのワードについて、考えてみましょう。

 

散乱したものを整える

まずは、『散乱したものを整える』です。

『散乱したものを整える』には、どうしたらよいでしょうか。

 

散乱したものを整えるには、散乱した物を元の場所に戻さなければなりません。

これはすでに片付けが終わっているお宅が出来る作業です。

 

あなたの家は、どこに何をしまうか決まっていますか。

どこにしまうかが決まっていなければ、戻そうにも戻せないですね。

どこにしまうか決まっていない場合は、次の章に進んでください。

 

散乱したものを整理する

はい。

なにをどこにしまうか決まっていない方は、こちらです。

『散乱したものを整理する』です。

『散乱したものを整理する』には、どうしたらよいでしょうか。

 

その前に、まずワードから考えてみましょう。

『散乱したものを整理する』の整理するとは、どういう事でしょう。

整理とは、物を分類して要るものと要らないものに分ける事です。

ここで要らないとなったものが、はじめて処分の対象になるのです。

 

整理して、必要となった物だけ、整頓します。

整頓とは、物を整えて配置することです。

 

整頓する場所が決まっていない場合は、何をどこにしまうのかを決めなければなりません。

その為には、まずはお部屋の使い方を決めます。

それから、片付けの順番通りに片付けていきましょう。

 

片付けるは、捨てるではない

ここまで読んでいただけたら、『片付け=処分する』ではないという事がお分かりいただけたと思います。

しかし片付けを進めていくうえで、必要と思ってもすべての物が取っておけない場合もあります。

それは家には、収納できる容量があるからです。

家の収納量を超えてしまうと、取っておけません。

家を冷蔵庫と考えて頂ければわかりやすいと思います。

450lの冷蔵庫に900lの食材を入れようとしても入りませんよね。

家も同じです。

 

5000個の物しか収まらない家に、1万個の物を置くわけにはいかないのです。

例え入ったとしても、モノにあふれ生活しにくい家になってしまいます。

その様な時は、頑張ってモノを減らしていくしかありません。

 

片付けとモノの処分について、少しおわかりいただけましたでしょうか。

あなたの家は、家に対してモノの量は合っていますか。

しまう場所は、決まっていますか。

これらを考えて片付けをしてみてくださいね。

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