引き続き、お笑い芸人であり、ごみ清掃員の滝沢秀一さんがごみ清掃員だからわかるごみの問題のお話です。
今日で5回目です。
以前のブログ記事は、こちらから読めます↓
焼却炉が停止
焼却炉が停止、復旧作業に約2億円かかる。
ごみ施設などには、案外お金が掛かります。
平成26年に東京23区内にある焼却炉の復旧作業に約1憶9600万円かかっています。
燃えるごみの中に、燃えないゴミを入れたとします。
すると焼却炉の中で溶けて詰まってきます。
こうなると一度火を止めて、詰まったものを取り出して、可燃ごみを入れて火をつけます。
しかし火を付けるだけで、240~300万円かかります。
これは税金が使われます。
正しく捨てられていれば、本来使わないですむお金です。
2020/4/1~11/30の間にすでに15回停止しています。
焼却炉が詰まる原因となる不燃ゴミ
■空き缶
■陶器
■包丁などのキッチン用品
■鍋
■ガス缶
■針金類
■鉄アレイ
■パソコン
清掃員の滝沢さんも可燃ごみから包丁が飛び出しているのに遭遇したことがあるそうです。
間違えて捨てるだけでも困るのに、清掃員も危険にさらす行為ですね。
捨てて終わりではなく、誰かが回収するという事も考えてほしいとのお話しされていました。
高級住宅地のゴミ
滝沢さんによると高級住宅地にも上中下とランクがあり、上の上の住宅地ではほとんどゴミが出ないそう。
意外と一般的な住宅のほうが、大量にゴミを出すそうです。
なんでか、わかりますか。
一般的な住宅のゴミには、100円ショップの物が多いそうです。
1,2回しか使っていないコップなどが、多く捨てられているそうです。
またお洋服も大量に買ってバンバン捨てる。
でも高級住宅地の方は、そのような事はしていないそうです。
大量購入と大量消費の生活は地球にも優しくないですね。
このゴミ問題の話は、3日くらいで終わるつもりで、毎日投稿してますが、なかなか終わらない(汗)
次回もまた続きまーす。