引き続き、お笑い芸人であり、ごみ清掃員の滝沢秀一さんがごみ清掃員だからわかるごみの問題のお話です。

今日で4回目です。

以前のブログ記事は、こちらから読めます↓

年間500台の清掃車が炎上

2040年にごみの最終処分場が満杯

2050年の海は魚よりプラスチックごみが多くなる

 

ペットボトル消費量

あなたはペットボトル飲料は、飲みますか。

そんなあなたに問題です!!

『日本で1年間に消費されるペットボトルをつなげるとどれくらいの距離になるでしょう』

 

 

答えは、地球126周

1年の出荷数が232億本(推定)

500mlボトル 190億本

2Lボトル    42億本

1人当たり年間183本消費している計算です。

ものすごい量のペットボトルの数です。

 

日本のペットボトル回収データ

2019年の回収率93%

これは世界最高水準を誇ります。

一方、未回収率7%=17億本が未回収となります。

 

自動販売機の横などに設置されたゴミ箱からペットボトルがはみ出している風景を見たことは、ありますか。

この溢れたペットボトルが、川に流れやがては海に流れていきます。

海のゴミの8割ぐらいは、陸から流れたゴミだそうです。

 

ここまでが前回の2050年の海は魚よりプラスチックごみが多くなるの続きでした。

(夜な夜なブログを書いているので、力尽きて中途半端になってしまいました。すみません)

ゴミの分別

ここからは、ゴミを減らすためになにをするべきなのかを考えていきます。

一人一人がやる『ゴミの分別』です。

分別することで、資源が再利用できます。

 

意外と『ゴミに出す』のと『資源に出す』のでは、真逆の行為と言えます。

『ゴミに出す』⇒燃やして灰になるのでゴミ

『資源に出す』⇒もう1回使われる

やっていることは同じようでも、まったく逆の行為となるのです。

ちゃんと分別することが大切なんですね。

 

分類できていますか

ここからは東京都の分別ルールによる話です。

あなたは雑紙やメモ用紙は、何に出していますか。

 

雑紙やメモ用紙を分けるだけで、可燃ごみが減ります。

これは紙類として出すことができます。

新聞の広告やメモ用ぷ紙や封筒なども資源で出せばリサイクルできます。

 

またプラスチックごみもきちんと分ければ、可燃ごみが1/3ほど減るそうです。

 

分別に関するアンケート

分別をしている 87.7%

分別をしていない 6.7%

 

分別をしている人が多いように感じますが、じつはも違えて分別していることに気が付いていないという事もあるそうです。

間違えの例として、ペットボトルにシャンプーの容器を混ぜるなどがあります。

このような場合は、清掃員が手で分けています。

 

なにゴミはわかる?

 

CDは、可燃・不燃・資源  なにゴミかわかりますか。

答え、CDは可燃ゴミです。(東京都の場合)

 

続いての問題です。

牛乳パックは、なにゴミでしょう。

はい正解です。資源です。

資源で出された牛乳パックは、ティッシュに再生されます。

たまに雑紙の中に間違えてだしていることがありますが、この場合ただのゴミになる可能性が高いです。

 

明日は分類ミスで焼却炉停止をお届けします。

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