システムキッチンが散らかりがちな原因
システムキッチンが引出し式なのに、散らかりがちと言う事はありませんか。
どの様な原因があるのか、探ってみましょう。
システムキッチンのワークトップ
システムキッチンのワークトップに、菜箸やおたまなどのキッチンツールや調味料、やかんなどが出しっぱなしになっていませんか。
ワークトップと言う名前の通り、ここは作業スペースです。
ワークトップにキッチンツールや調味料などがあると、作業するスペースが狭くなり作業がしにくくなります。
また掃除もしにくくなります。
ワークトップの上には、何もない状態にしましょう。
そして今までワークトップに出ていたものは、引き出しの中にしまいましょう。
収納する場所
システムキッチンの引き出しの中にしまうと言っても、どの様にしまえばよいのか悩むところです。
なんとなく空いている場所に、なんとなく収納していくと、いざ使おうとしたときに、どこに入れたのかわからなくなってしまいます。
キチンとしまう場所を決める事が大切です。
使いやすい収納場所
そう言われても、何をどこに入れればよいのか、わからないという方もいると思います。
基本は作業する場所の近くにしまいます。
吊戸棚
吊戸棚がある場合は、使用頻度が少ない物やストック品の収納に適しています。
また、吊戸棚にはなるべく軽い物を入れましょう。
土鍋やホットプレートなどを入れている方もいますが、地震の時に落ちてきますし、取り出すのも年を重ねると重たいものは危険です。
引き出し収納
例えば引き出し収納の場合、各システムキッチンメーカーが何をどのような場所に入れればよいのかを考えて設計しています。
そしてどのように収納すればよいのかを、各システムキッチンのメーカーのカタログに載っています。
TOCLAS Bb
例えばこちらは、TOCLAS(トクラス)のBbと言うシステムキッチンのカタログページです。
この様に写真付きで、説明がされています。
このカタログは、ご自宅のパソコンからもオンラインカタログとして見ることができます。
LIXIL リシェルSI
LIXIL(リクシル)システムキッチンの上位機種リシェルSIの引き出し収納は、らくパッと収納になっていて、こちらはさらにどこに何を入れるのかを考えて設計してあります。
こちらもオンラインでカタログの閲覧ができます。
この他にも、クリナップ・パナソニック・TOTOなど、各メーカーのカタログがオンラインで見ることが出来るので参考にしてみてください。
注意したい蹴込み収納
最近のシステムキッチンの蹴込み部分(一番下の足が当たる部分)が引き出し収納になっています。
メーカーにより、フロアースライドや下段収納などと呼ばれています。
こちらはあまり重い物を入れ続けると、引き出しレールのねじに負担が掛かり外れる場合があります。
LIXILのリシェルSIであれば、こちらの下段収納の耐荷重は20キロ(メーカー公表)です。
あまり重い物を入れないように気を付けましょう。
自分流にカスタマイズ
これらはあくまでもシステムキッチンメーカーが考えた収納方法です。
お家によって背面にカップボードなどの収納がなかったり、食器棚がなかったり…。
そんな時、システムキッチンの中に乾物や保存食、食器を入れることもあります。
おおよその収納場所を把握し、ご自宅にあった収納方法にカスタマイズしてみてくださいね♪