私の母が泊まりに来ていた時の話
母はとってもきれい好きで、昔から片付け上手でした。
一緒に暮らしている時は、何も思っていなかったのですが、別々に暮らすようになると、生活様式も変わっていきます。
私はブログにも書きましたが、トイレの水はふたを閉めてから流します。
その時の記事⇒案外知らない!?トイレの『ふた』の役割
その為、トイレのふたは常時しまっています。
しかし母が入ると、トイレのふたは開けっ放しです。
時々『トイレのふた、閉めてね』と言うのですが、年のせいかすぐに忘れてしまいます。
自宅ではトイレのふたをしめる習慣がないからだと思います。
理由を説明
そんな母に『トイレって案外、感染リスクが高いらしく、水を流すときに目に見えない水滴が飛ぶんだって。だからトイレの水を流すときは、ふたを閉めた方がいいらしいよ』と話しました。
すると、この話しをした時から、トイレのふたが閉められるようになりました!!
今までは、ただ『トイレのふたを閉めてね』と言っていました。
しかし、本人が納得し自ら行動しないと継続しないのだと、改めて感じました。
ただ『片付けて』と言っていませんか
子ども部屋が散らかっていた時に、ただ『片付けなさい』と言っていませんか。
これを言われた子どもたちは、どう感じるでしょうか。
小学生『お母さんが怒っているから、とりあえず片付けるか』
中学生『うるさいなぁ。早くあっち行かないかな』
こんな風に思ってしまうかもしれません。
誰かに怒られちゃうよ
また『片付けないとお父さんに怒られちゃうよ』や『片付けないと、片付けの先生に怒られちゃうよ』などと言ったりしていませんか。
これは“その誰かが来なければ、片付けなくてよい”という事になってしまいます。
『片付けないと、床の物を踏んでしまって危ないよ』
『床に物がたくさんあると、掃除機が掛けられないよ』
『片付けないと、どこに何があるかわからなくなってしまうよ』
など片付けないとどうなるかのデメリット話す。
または、
『キチンと整理されたお部屋って、気持ちいいね』
『整理整頓されていると、何がどこにあるか、すぐにわかるね』
『整理整頓されていると、明日の準備もすぐにできるね』
など片付けのメリットを話すのが良いですね。
子どもの責任で片付ける
私たちがおススメするお片付けでは、お子さんが小さくても早い段階で子ども部屋を設けます。
そして、子ども部屋が出来たら、当然お子さんは大喜びです。
そこですかさず『今日からここは、○○さんのお部屋です。ここには、○○さんの物しかありません。しっかりお片付けできますか。』とお話しします。
すると皆さん『はーい』と良いお返事をしてくれます。
小さな子でも理由を説明し納得して自分の責任で動ける そんな子どもに育って欲しいと思っています。