今年も残すところ、あと1日となりました。
もう大掃除は終わりましたか。
日本は年末に大掃除をする慣習があります。
大掃除の由来
そもそも、大掃除とは12月の宮中で欠かせない行事だった「煤払い(すすはらい)」を由来とする風習。一年間の間に積もりに積もった煤を払い、あらためてお正月の神様をお迎えするという行事が原型となっているそうです。
なにかと忙しい12月に大掃除をなんとか楽に短時間で済ませようと、メディアなどでは『一日で終わる大掃除!!』などの特集も組まれたりします。
私も若いころ、『え~!!大掃除が一日で終わるなんて、すごーい!!』と一日で終わる大掃除を試してみたことがあります。
朝からスケジュール通り進め、一日かけてやってみました。
その結果‥‥。
とっても疲れました。
そして、ざっくりとした掃除だったので、自分としてはやり残しがたくさんあり、スッキリした気持ちにはなれませんでした。
その後、一年の大掃除を年末にギュッと押し込めることはやめ、年間掃除をすることにしました。
その事は以前、ブログでもお伝えしました。
その時の記事⇒【年間掃除のススメ】
その結果、寒い思いもすることなく、タイムリミットもなく、きっちりと掃除が出来るので今ではストレスフリーです。
家の広さは様々
今思えば、『一日で終わる大掃除』は、ワンルームなどに住まわれていて、元気で疲れにくい若者だったら、出来たのかもしれません。
しかし大掃除する人の年齢も、家の広さも様々です。
全ての人が1日で大掃除を終わらせるのは、難しいと思います。
お片付けも一緒です。
皆さん、年齢も家族構成も家の広さも様々です。
お申込み頂いたお客様から、『何日で片付きますか』と聞かれることがありますが、『わかりません』としかお答えできません。
例えば同じ3LDKにお住いの3人家族でも、持っている持ち物の量や取り組める時間や体力は様々です。
プロの私たちでさえ、何日で片付くのかわからないのです。
決して短い期間で片付けることが大事なのではなく、片付けきることが大切です。
片付けの目標
そして家を片付け切るには、目標も大切です。
目標も人それぞれです。
『片付けて、お友だちを家に招いてお茶をしたい』や
小さなお子さんがいるご家庭では、『子どもが入学するまでに片付ける』
子どもが自立したご家庭では『子ども部屋だった部屋を趣味の部屋にしたい』など
目標がある人の片付けは、私たちもお手伝いさせていただくとパワーを感じます。
今年、お片付けが終わらなかった方は、ぜひ来年は目標を決めてください。
そして目標に向かって、きっちりと最後までやり遂げることが大切です。
でも一人または、ご家族では難しいと感じた時は、ぜひ相談ください。
プロの目線でアドバイス、またはまたはルームメイクのお手伝いをさせていただきます。