掃除しても、すぐに出てくるホコリ。
床だけでなく、壁や家具にもホコリは積もります。
ではホコリは、何から出来ているのでしょう。
ホコリの正体
ホコリの大本は、布団や衣服などから出た「繊維のクズ」です。
この大本に、砂埃、毛髪、食べ物のカスなどが混ざりあいます。
この混ざり合ったものに、ダニやウイルス、カビや菌などが付着します。
ホコリはなぜ、濃い灰色!?
では、ホコリはなぜ濃い灰色なのでしょうか。
それは『色々な色が混ざっているから~』←ちょっとチコちゃん風に言ってみました。
お布団やお洋服は、色々な色を使っています。
それらから出た繊維くずも、色々な色をしています。
小学校の時、絵の具を使ったときに、色々な色を混ぜると、最後には濃い灰色になったと思います。
それと同じように、繊維くずの色々な色が混ざると灰色になるのです。
だからホコリは『濃い灰色』なんですね。
テレビでの実験
それは何年も前のことです。
だったら同じ色の洋服の繊維だったら、ホコリもその色になるの?という実験をテレビでしていました。
そこで林屋ペー師匠が、ピンクの服を脱いだり着たり、脱いだり着たりを、何度も何度も繰り返していました。
結果、見事にピンクのホコリが出来上がりました。
ホコリが出やすい場所
今までの話でお分かりいただけるように、ホコリが出やすい場所は洋服の脱ぎ着をする場所や布団をバサバサする場所です。
すなわち、寝室や脱衣所がホコリが出やすい場所となります。
(洋服をこれ以外の場所で脱ぎ着する場合は、その場所もホコリが出やすい場所です)
ですので他の場所より、これらの場所はマメにお掃除することが大切です。
忙しい方は、特に寝室と脱衣所にフロアーワイパーでもよいので、マメにお掃除を心がけることをお勧めします。