生活の中で毎日お世話になるトイレ。
トイレの『ふた』の役割について、案外と考えたこともない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最新式のトイレでは、トイレのふたに自動開閉機能のついているものもあります。
私の妹は、幼いころトイレの蓋を背もたれ代わりに使い、割ってしまったことがあります。
これは、間違えた使い方です。笑
そんな人いるのかな・・・いたりして。
便器内への落下防止
トイレの棚から便器内に物を落としてしまったことはありませんか。
私はあります。
掃除中、トイレのふたがあいているときに、未使用のトイレットペーパーを落としてしまいました。涙
ふたを閉めていれば、このようなうっかり事故が防げます。
意匠性の向上
近頃のトイレはタンクレスやスッキリとしたデザインのかっこいいトイレが多くなってきています。
ふたがあることで、より洗練されたデザインとなります。
LIXIL サティス
温水便座の消費電力を抑える
一般家庭の温水便座の普及率
内閣府の消費動向調査によると、初めて調査をした1992年の時点では14.2%の普及率(2人以上の世帯)でしたが、最新(2020年3月時点)の調査では、80.2%とかなりの世帯に浸透しています。
トイレのふたは、そんな温水便座の消費電力を抑える役割もあります。
使っていないときは、ふたを閉めることで年間約940円の節約になるそうです。
経済産業省正エネルギー庁『家庭の省エネ徹底ガイド』より
感染予防につながる
トイレの水を流すとき、目に見えないほどの細かい水が周りに飛び散っています。
ふたを閉めてから流すことで、この飛び散りが抑えられます。
便器内には、様々な感染予防を引き起こすウイルスが潜んでいることがあります。
トイレの水を流すときは、ふたを閉めてから流しましょう!!