爪切り、リモコン、保険証やパスポート
これらの物は、自分の家のどこにあるかわかりますか。
これらの物がどこにあるか、わからない人は物の“分類”が出来ていないのかもしれません。
片付けをうまく進めるには、この“分類”がとても大切なのです。
分類の仕方
“分類” が大切と言われても、どんな風に分類すればいいのか、わかりにくいでしょう。
今日はどのように“分類”していけばよいのか、詳しく説明しましょう。
1.お部屋の使い方を決める
まずは、お家全体を片付けるに、誰がどの部屋を使うかを決めます。
基本的な考え方は、一人一部屋です。
ただし部屋数に応じ、夫婦・兄弟・姉妹は
または一人暮らしでしたら、部屋の目的(寝室・趣味部屋など)を決めます。
2.お部屋ごとに分類
お部屋が決まったら、物をお部屋ごとに“分類”します。
同じノートでも、お兄ちゃんのノートはお兄ちゃんの部屋
妹のノートは、妹の部屋です。
家族共有の物でも、目的別に“分類” します。
爪切りは、爪を切るのがリビングだったら、リビングです。
爪を切るのが、洗面所だったら、洗面所に分類します。
3.お部屋の中でも分類
次にお部屋の中でも、また“分類” です。
例えば、妹の部屋だったら、衣類・文房具・おもちゃなど“分類”します。
4.分類しても、また分類
これで終わりではありません。
衣料品だったら、夏物・冬物を分類
↓
夏物をトップス・ボトムスに分類
ボトムスをスカートとズボンに分類
↓
ズボンを長さ別に分類
↓
同じ長さの色別に分類
この様に細かく細かく分類することによって、この家の妹の白い長ずぼんが3つあった!!
などと把握できるのです。
白の長ズボンは、3つもいらないから、2つは手放そう!! となります。
分類しないとわからない
冒頭で話した“爪切り・リモコン・保険証・パスポート”これらは、分類してあれば、どこにあるかがわかります。
後は、分類したものをどこに収めるか決めれば、すぐに見つかるはずです。
分類しないで収納しては、私でも見つけられません。
家に残すとなった物は、この分類作業なくしては、収納できません。
片付けと分類は、切っても切れない作業です。
慣れないと大変に感じてしまうかもしれませんが、慣れると皆さん、分類作業のスピードがアップします。
片付けるときは、『これは誰の何かな?』と考えながら、片付ける習慣をつけましょう。