引き続き、お笑い芸人であり、ごみ清掃員の滝沢秀一さんがごみ清掃員だからわかるごみの問題のお話です。
6回にわたってお伝えしてきましたが、本日やっと最終回です。
以前のブログ記事は、こちらから読めます↓
買うときに考える一番大事な事
あなたはお買い物をするときに、何を基準に買いますか。
滝沢さんが一番大切にしてほしいこと。
それは【捨てることを考えること】だそうです。
例えばお買い物をするときに、捨てるときのことも考え『家にある物で代用できるから買わなくて済む』となります。
この回でもお伝えしましたが、適当に買うと適当に捨てるというとになりかねません。
100円ショップで買ったものだから、と安易に捨てることになります。
だから買い物をするときは、思い入れを込めてほしい。
『どうしても欲しいもの』を買ってほしい。
またペットボトルも気軽に購入し続けると、ゴミが増えてしまいます。
気が向いた時にマイボトルを使うと、ペットボトルを使わないですみます。
そんな風にしてもらえると、うれしいな♪と思います。とお話しされてました。
ゴミ清掃業界の3R
リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)この3つの頭文字をとって、3Rです。
では、それぞれを見ていきましょう。
リデュース(Reduce)
ゴミ自体を出さない
これが一番優先されることです。
リユース(Reuse)
形を変えないでもう一度使う
例えば、シャンプーの詰め替え容器や、使わなくなったおもちゃを隣のお子さんに使ってもらった再利用する。
これが2番目に優先されます。
リサイクル(Recycle)
形を変えて、もう一度使う事
よく“リサイクルしましょう“と謳われていますが、3つの中での優先順位は一番下です。
なぜかと言うと、リサイクルをするために切ったり熱を加えたりしなければならないので、エネルギーを使うのです。
やらざるを得ないのでやっているのです。
この中で一番優先するのは、リデュース(Reduce)です。
しかし滝沢さんは、これにもう一つRを足して4Rにしたいそうです。
4つ目のRは、リスペクト(Respect)です。
リスペクト(Respect)は、敬意を払う 尊敬する という役ですが、
リスペクト(Respect)する気持ちがあれば、案外ゴミ問題は解決すると思います。
例えば、こんな捨て方をしたらごみ清掃員が怪我をする。と思ったり、
食べ物を捨てようと思ったときに『これは誰かが作ったんだよな』と思えば最後まで食べ切ろうと思えます。
物に対しても愛情を持つことが大切です。
ぜひ、リスペクト(Respect)する気持ちを持ってもらいたいと思います。
まとめ
持続可能な社会を目指し、自分にできることは何かを考え、少しでも行動を起こす。
一人一人がゴミ問題に向き合うことで、地球の未来を変えることができるはず!!
たまたまテレビで見たゴミ問題でしたが、片付けとゴミ問題は隣り合わせです。
大切な事なので、7回にわたりこと細かくお伝えしました。
このブログを機にゴミ問題のことを知り、考えることの一歩になればうれしいです。