前回は動きやすいキッチンのお話をしました。

まだ読んでいない方は、こちらからどうぞ♪

前回の記事⇒動きやすいキッチンを目指そう

 

キッチン通路の幅

その記事の中で、キッチンの通路のお話をしました。

食器棚の位置をキッチンに持ってこられる方は、是非配置換えをしてください。

でも通路確保の問題などで、どうしても食器棚をキッチンに持ってこられない場合もあります。

そんな時は、別の物を食器棚にしてみるなど、固定概念をなくして柔軟に考えてみてください。

『動きやすいキッチンを目指そう』より

 

では、いったい通路幅はいくつあればよいのでしょうか。

通路のスペース

通路はお盆を持って通れる広さが基準。

対面式のキッチンでは、キッチンの横やキッチンと収納の間の通路スペースにも十分な広さが必要です。
一般に人が通るのに必要な広さは600mm前後とされていますが、キッチンの場合はお盆を持った状態でも余裕のある800mm前後を目安にしましょう。

 

キッチンに立つ人数もポイントに

引出し収納の場合や2人以上でキッチンに立つ場合は、キッチン側の通路スペースを広めに確保しましょう。

 

わが家の通路スペースは狭かった

実は、わが家のキッチンの通路スペースは狭かったのです。

キッチンの通路幅は、インテリアコーディネーターの資格勉強の中で知りました。

ひとりでお盆を持って動ける幅、作業中に後ろに人が通っても気にならない幅など、そのお宅に合わせた理想の幅があります。

 

特にここは気になっていなく、設計通りの通路幅で建ててしまいました。

資格試験を勉強してみて、私は初めてわが家のキッチンの通路幅は狭いという事を知ることになりました。

 

全体の写真がないのですが、わが家のキッチンです。

こちらがシンク側

キッチン

写真の右端にちょっとだけカウンターが写りこんでいます。

 

その対面にキッチンカウンターがあります。

通路幅は、750mmでした。

キッチンカウンター下には無印のPPケースを入れ込んでいるので、さらに狭く700mmとなります。

 

困る事

この幅に一人でキッチンに立つ分には、私は特に困るという事はありませんでした。

ただ調理中に家族とすれ違うのは大変です。

包丁を使っている時、揚げ物をしている時は危険なので、一旦作業を止めて通路を譲る感じです。

こちらのPPケースは、食器や調理器具、保存容器、食材などをたくさん収納出来て本当に助かりました。

通路をさらに狭くしてしまっていますが、腰より下の位置なのでそれほど圧迫感もありません。

結果、通路幅は700mmと狭くなりましたが、PPケースは設置して大正解でした。

 

いかがでしたか。

一般的な作業しやすい通路の幅、そして狭い場合の問題点などお分かりいただけましたでしょうか。

キッチンのレイアウトの参考にしてくださいね♪

 

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