叔母の引っ越し
先日、叔母がなくなりました。
叔母は公営住宅に住んでいたのですが、家族が独立し一人暮らしとなっていました。
数年前、3DKの家族用の公営住宅から1DKの独身用の公営住宅に引っ越しました。
それまで3部屋あったのに、1部屋になってしまいました。
独立した子ども達の物はないにしろ、引っ越すにあたり家具や持ち物を相当減らしたそうです。
叔母のアルバム
そんな1DKの公営住宅に、私の母をはじめ親戚一同が集まりました。
陶芸を趣味としていたので、母が叔母の作品をもらっていくことにしました。
陶芸作品を探していた時に、食器棚からとても整理されたアルバムが出てきました。
写真はイメージです
アルバムは昔からある紙製のポケット台紙アルバムで、全部で5冊ありました。
自分の子どもの頃、結婚してからの家族、旅行・・などアルバムにはタイトルが書いてありました。
中を開けてみると、1つの行事に対して厳選した写真1枚が選んで説明とともに入っていました。
例えば、子どもの七五三で1枚、沖縄への家族旅行で1枚といった感じでした。
アルバムの整理
子ども達の話しでは、3DKから1DKに引っ越すときに、大量にあったアルバムをこの様に、コンパクトな厳選したアルバムにしたそうです。
旅行も趣味で年に何回も海外旅行に行っていました。
旅行のアルバムだけでも、相当あったと思います。
ですが、1つの旅行に対して厳選した写真1枚だけを残してありました。
懐かしい会話
このアルバムが見つかったことで、『みんなで旅行したよね』とか『子どもの頃の私がいる―!!』とか思い出話に親戚一同で盛り上がりました。
昨今、写真はデジタル化してデータで残すことが主流になってきています。
しかし、もし叔母がデータで写真を残していたら、この様に盛り上がることはなかったでしょう。
手に取れる幸せがあるという事も、忘れないで欲しいな♪と思う出来事でした。